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プラスチック溶着相性表(適合表) / 代表的なプラスチックの種類と特徴
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プラスチック溶着相性表(適合表) / 代表的なプラスチックの種類と特徴
プラスチック溶着相性表(適合表)
※材質としての適合性を示しており、超音波溶着を基準としております。
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代表的なプラスチックの種類と特徴
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ら行
あ行
塩化ビニール
別称
PVC、塩化ビニール
特性
非晶性 熱変形温度 硬質55-75℃ 融点147℃ 比重 軟質1.15-1.37 硬質1.32-1.60
特徴
(1)透明・着色自由・耐酸・耐アルカリ性・難燃性・耐候性・電気特性がよい
(2)加熱すると脱塩酸が起き、二重結合が発達して黒化(炭化)する
(3)製品化後の収縮、外気温による硬度変化がある
(4)燃やすとダイオキシンの発生による環境問題などの欠点有
用途例
浮き輪、ボート、傘、医療用チューブ、医療用パック、電線など
異種材質溶着
ABS、アクリル、PCが可能。融点の高い方にリブを付ける
OPP
別称
OPPフィルムは二軸延伸のPPフィルム
特性
特徴は基本的にPPに同じ
用途
食品包装用として使われていている
塩ビ
別称
PVC、塩化ビニール
特性
非晶性 熱変形温度 硬質55-75℃ 融点147℃ 比重 軟質1.15-1.37 硬質1.32-1.60
特徴
(1)透明・着色自由・耐酸・耐アルカリ性・難燃性・耐候性・電気特性がよい
(2)加熱すると脱塩酸が起き、二重結合が発達して黒化(炭化)する
(3)製品化後の収縮、外気温による硬度変化がある
(4)燃やすとダイオキシンの発生による環境問題などの欠点有
用途例
浮き輪、ボート、傘、医療用チューブ、医療用パック、電線など
異種材質溶着
ABS、アクリル、PCが可能。融点の高い方にリブを付ける
ABS
特性
非晶性 熱変形温度MAX135℃ 融点190℃ 比重1.06-1.12
特徴
(1)剛性があり、耐衝撃性が高く、耐クリープ性もあり、機械的性質のバランスが取れている
(2)加工性が良く、成形収縮率も小さい
(3)溶着・接着・塗装・メッキと言うような二次加工性も良い
(4)耐酸・耐アルカリ性、耐油性がある。吸湿性がはなはだ小さい
(5)表面光沢がよい、表面硬度も高い
(6)電気的特性はポリスチレンなみによい
(7)耐熱性、耐候性、耐溶剤性が今一つ良くない
用途例
冷蔵庫、掃除機、洗濯機、扇風機、電話機、テレビ、ラジカセ、車の内外装、OA機器、ミシン、雑貨
異種材質溶着
ABS、アクリル、PC、塩ビが可能
AS
特性
非晶性 熱変形温度90-110℃ 融点**℃(ABSより高い) 比重1.07-1.1
特徴
(1)剛性・対衝撃性・対薬品性が向上
(2)透明であり対候性が良い
(3)酸・アルカリ・ケロシン等に侵されない
(4)PSより吸湿性は大きい
(5)対衝撃性を上げたい時はABS
用途例
電気・電子部品、文具など
異種材質溶着
ABS、アクリル、PC、塩ビが可能
アクリル
別称
PMMA
特性
非晶性 熱変形温度85-145℃ 融点**℃ 比重1.17-1.2
特徴
(1)水晶なみに透明で耐候性が有り表面光沢が優美である。
(2)着色が自由で弱酸なら耐えられる。
(3)耐潤滑油性もある。
(4)欠点は、弾性率・耐アルカリ性・耐有機溶剤性・耐衝撃性が不十分な事。
(5)PCに比べて吸水性が高く寸法安定性不足な事。
用途例
ランプカバーレンズ、計器盤、ステレオカバー、光ファイバー、照明器カバー、水準器など
異種材質溶着
AS、ABS、PC、塩ビが可能
備考
押し出しなどのPMMAと成形品のPMMAでは分子量が違うため溶着出来ない
ウルテム
別称
PEI、ウルテム(商品名)
特性
非晶性、熱変形温度200℃、融点 ℃、比重
特徴
(1)難燃性(燃焼時の発煙が少ない)
(2)耐候性・耐酸・耐アルカリ性に富む。塩素化炭化水素には侵される
エラストマー
特徴
粘弾性を持ったプラスチックで、柔軟で伸縮性があることから様々な用途で使用される
用途例
医療用器具、スポーツ用品、各種ゴム製品
備考
一般的に溶着に不向きとされていますが、当社ではエラストマー溶着実績があります。
お気軽にご相談ください。
か行
カリロン
別称
カリロン(シェルの商品名)
特性
結晶性、熱変形温度 ℃、融点220℃、比重
特徴
(1)耐油性あり。ガソリンなどの揮発性に対して、一切透過させない
(2)滑り性が良い
(3)エチレン、ポリプロ、一酸化炭素の共重合体
用途例
日本では、1997年春に発売した商品
さ行
スチロール
別称
ポリスチレン、スチロール
特性
非晶性 熱変形温度70-90℃(110℃の物もある。) 融点**℃ 比重1.04-1.06
特徴
(1)紫外線劣化がある
(2)水が媒体の酸・アルカリには強い。耐有機溶剤性は悪い
(3)ポリマー中で最も加工がしやすいと言われ、熱的に安定している
用途例
玩具の大半、家電、OA機器
ジュラコン
別称
POM(ポム)、ポリアセタール
特性
結晶性 熱変形温度100-170℃ 融点165-180℃ 比重1.41
特徴
(1)強度と弾性率大。耐疲労・耐クリープ性が良い。自己潤滑性、耐摩耗性があり、表面硬度が大きい
(2)吸水性が低く、寸法安定性がある
(3)耐有機溶剤性が良い
(4)強酸・強アルカリには耐性不十分
(5)耐候性も不足
(6)塗装・接着は困難。印刷インキ密着性も不良
用途例
電気・電子部品の歯車など
た行
TPX
別称
ポリメチルペンテン(TPXは商品名)、PMP
特性
結晶性 熱変形温度**℃ 融点230-240℃ 比重0.83
特徴
(1)耐熱性がよい (2)比重が0.83で、熱可塑性樹脂中最も軽量である
(3)耐薬品性が良く、酸・塩基に強い。透明プラスチック中で、ソルベルトクラック性の無い唯一の存在である
(4)吸水性が極めて小さい
(5)耐薬品性・対沸水性が良く、食品衛生上の安全性が認められている
(6)表面張力はフッ素樹脂に次いで低く、離型性がよい
(7)結晶部と非晶部との屈折率がほとんど無いため、どんな冷却条件でも透明になる
(8)機械的強度が劣る
用途例
ルアー
な行
ノリル
用途例
ベアリング、歯車、オイルフィルター、マニホールド
別称
PPE、PPO(GEの商品名)
特性
非晶性 熱変形温度85-90℃ 融点**℃ 比重1.06
特徴
(1)PPE、PPOにポリスチレンを混合した二成分系の樹脂
(2)曲げ強度大。耐衝撃性大。耐クリープ性大
(3)熱膨張率はエンプラ中最低。成形収縮率小で寸法精度が高い
(4)耐沸水性があり。耐酸・アルカリ、耐有機溶剤性はよくない
(5)耐候性は強度的に十分ながら変色有り
(6)ABS並みの成形し易さ
ナイロン
別称
PA
種類
PA6、PA66、PA46等
特性
結晶性 熱変形温度PA6 150-190℃ PA66 190-240℃ 融点PA6 224℃ PA66 260℃
(G入り約300℃)、比重PA6 1.12-1.25 PA66 1.15
特徴
(1)強靭で有り耐衝撃性が良く、表面硬度が高く、耐摩耗性に富むとともに摩擦係数が低い。振動の吸収がよい
(2)高低温ともに熱的特性がよい
(3)耐薬品、耐溶剤性が高い、酸素バリヤー性、自己消化性などの長所がある
(4)他のプラスチックと比べて一桁以上吸水性が高い
(5)接着性があるため離型性が悪い
は行
PMMA
別称
PMMA
特性
非晶性 熱変形温度85-145℃ 融点**℃ 比重1.17-1.2
特徴
(1)水晶なみに透明で耐候性が有り表面光沢が優美である。
(2)着色が自由で弱酸なら耐えられる。
(3)耐潤滑油性もある。
(4)欠点は、弾性率・耐アルカリ性・耐有機溶剤性・耐衝撃性が不十分な事。
(5)PCに比べて吸水性が高く寸法安定性不足な事。
用途例
ランプカバーレンズ、計器盤、ステレオカバー、光ファイバー、照明器カバー、水準器など
異種材質溶着
AS、ABS、PC、塩ビが可能
備考
押し出しなどのPMMAと成形品のPMMAでは分子量が違うため溶着出来ない
ポム
別称
POM(ポム)、ポリアセタール
特性
結晶性 熱変形温度100-170℃ 融点165-180℃ 比重1.41
特徴
(1)強度と弾性率大。耐疲労・耐クリープ性が良い。自己潤滑性、耐摩耗性があり、表面硬度が大きい
(2)吸水性が低く、寸法安定性がある
(3)耐有機溶剤性が良い
(4)強酸・強アルカリには耐性不十分
(5)耐候性も不足
(6)塗装・接着は困難。印刷インキ密着性も不良
用途例
電気・電子部品の歯車など
ポリプロピレン
別称
ポリプロピレン
特性
結晶性、熱変形温度85-110℃、融点165℃、比重0.9
特徴
(1)比重0.9で汎用性樹脂中最も軽い
(2)低温では落ちるが常温では耐衝撃性がある。耐ヒンジ性がある(繰り返しの折り曲げ強さ)
(3)PEに比べて耐熱がよい
(4)耐水・耐薬品性がある。接着・印刷は困難である
(5)耐候性が悪い
用途例
インクジェットカートリッジ、アイロン水タンク、タンク、車ドア、バンパーなど
ポリブチレンテレフタレート
別称
ポリブチレンテレフタレート
特性
結晶性、熱変形温度58℃(G入り212℃) 融点224℃ 比重
特徴
(1)引っ張り強度・曲げ強度が強く、耐摩耗性、自己潤滑性、耐疲労性がよい
(2)吸水性が小さく、汎用エンプラ中で寸法安定性は最高
(3)耐候性・耐酸性・耐油性も良い
(4)容易に難燃性を実現できる
(5)アルカリと過熱水蒸気などに弱い
用途例
スイッチ、コネクター、電子部品、自動車部品等
ポリフェニレンスルフィド
別称
ポリフェニレンサルファイド、ポリフェニレンスルフィド、ライトン(商品名)
特性
結晶性、熱変形温度135℃(生レジン)、融点285℃、比重
特徴
(1)機械的性質全般に高温での低下が少ない。耐摩耗性があり、摩擦特性はフッ素樹脂に近い
(2)吸水性が小さく、寸法安定性がよい
(3)非粘着性であるが、充填無機質との親和性がよい
用途例
電気、電子、OA機器など
ポリフェニレンサルファイド
別称
ポリフェニレンサルファイド、ポリフェニレンスルフィド、ライトン(商品名)
特性
結晶性、熱変形温度135℃(生レジン)、融点285℃、比重
特徴
(1)機械的性質全般に高温での低下が少ない。耐摩耗性があり、摩擦特性はフッ素樹脂に近い
(2)吸水性が小さく、寸法安定性がよい
(3)非粘着性であるが、充填無機質との親和性がよい
用途例
電気、電子、OA機器など
ポリエチレンテレフタレート
別称
PETをペットと呼ぶ。ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート
特性
結晶性、熱変形温度76℃(G入り235℃)、融点245℃、比重1.38
特徴
(1)耐候性は高い
(2)弱酸・有機溶剤・油に耐え、耐アルカリ性は低い
(3)酸素バリヤー性がある
(4)吸水性が低い
ポリエステル
別称
PETをペットと呼ぶ。ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート
特性
結晶性、熱変形温度76℃(G入り235℃)、融点245℃、比重1.38
特徴
(1)耐候性は高い
(2)弱酸・有機溶剤・油に耐え、耐アルカリ性は低い
(3)酸素バリヤー性がある
(4)吸水性が低い
ピーク
別称
PEEKをピークと呼ぶ。ポリエーテルエーテルケトン
特性
結晶性 熱変形温度160℃(G入り286℃) 融点334℃ 比重1.265(非晶部) 1.32(結晶部)
特徴
(1)POMより対摩耗性が良く、PAより耐疲労性がよい、また耐衝撃性に優れる
(2)酸・アルカリ・有機溶剤・油に耐え、濃硫酸にのみ融解する
(3)吸水性が低い
(4)自己消化性があり、燃えても煙が少なく、腐食性のガスを出さない
US溶着
振幅30μm前後 伝達距離10mm リブ角60°
異種材質溶着 PSが可能。融点の高い方にリブ
その他
熱板溶着は、すぐに硬化する為に出来ない。超音波溶着は樹脂が硬い為、溶着できるが比較的難しい樹脂である。バイブレーションは溶着できる。
PVC
別称
PVC、塩化ビニール
特性
非晶性 熱変形温度 硬質55-75℃ 融点147℃ 比重 軟質1.15-1.37 硬質1.32-1.60
特徴
(1)透明・着色自由・耐酸・耐アルカリ性・難燃性・耐候性・電気特性がよい
(2)加熱すると脱塩酸が起き、二重結合が発達して黒化(炭化)する
(3)製品化後の収縮、外気温による硬度変化がある
(4)燃やすとダイオキシンの発生による環境問題などの欠点有
用途例
浮き輪、ボート、傘、医療用チューブ、医療用パック、電線など
異種材質溶着
ABS、アクリル、PCが可能。融点の高い方にリブを付ける
PPO
用途例
ベアリング、歯車、オイルフィルター、マニホールド
別称
PPE、PPO(GEの商品名)
特性
非晶性 熱変形温度85-90℃ 融点**℃ 比重1.06
特徴
(1)PPE、PPOにポリスチレンを混合した二成分系の樹脂
(2)曲げ強度大。耐衝撃性大。耐クリープ性大
(3)熱膨張率はエンプラ中最低。成形収縮率小で寸法精度が高い
(4)耐沸水性があり。耐酸・アルカリ、耐有機溶剤性はよくない
(5)耐候性は強度的に十分ながら変色有り
(6)ABS並みの成形し易さ
PPE
用途例
ベアリング、歯車、オイルフィルター、マニホールド
別称
PPE、PPO(GEの商品名)
特性
非晶性 熱変形温度85-90℃ 融点**℃ 比重1.06
特徴
(1)PPE、PPOにポリスチレンを混合した二成分系の樹脂
(2)曲げ強度大。耐衝撃性大。耐クリープ性大
(3)熱膨張率はエンプラ中最低。成形収縮率小で寸法精度が高い
(4)耐沸水性があり。耐酸・アルカリ、耐有機溶剤性はよくない
(5)耐候性は強度的に十分ながら変色有り
(6)ABS並みの成形し易さ
PC
別称
ポリカ、PC
特性
非晶性、熱変形温度129-141℃、融点230℃、比重1.20
特徴
(1)熱可塑性エンプラ中、耐衝撃性は最高級である。対クリープ性もある
(2)透明ども良く、光沢も良い
(3)吸水性小、寸法安定性大、対沸水性あり、耐候性よい
(4)自己消化性有り、難燃剤の添加で最高級の安全性を付与できる
(5)フィルムにはガスバリヤー性がある
(6)強酸・アルカリ・塩化炭化水素などに侵される
用途例
ランプカバーレンズ、照明器カバーなど
異種材質溶着
ABS、アクリル、塩ビが可能
ポリアセタール
別称
POM(ポム)、ポリアセタール
特性
結晶性 熱変形温度100-170℃ 融点165-180℃ 比重1.41
特徴
(1)強度と弾性率大。耐疲労・耐クリープ性が良い。自己潤滑性、耐摩耗性があり、表面硬度が大きい
(2)吸水性が低く、寸法安定性がある
(3)耐有機溶剤性が良い
(4)強酸・強アルカリには耐性不十分
(5)耐候性も不足
(6)塗装・接着は困難。印刷インキ密着性も不良
用途例
電気・電子部品の歯車など
POM
別称
POM(ポム)、ポリアセタール
特性
結晶性 熱変形温度100-170℃ 融点165-180℃ 比重1.41
特徴
(1)強度と弾性率大。耐疲労・耐クリープ性が良い。自己潤滑性、耐摩耗性があり、表面硬度が大きい
(2)吸水性が低く、寸法安定性がある
(3)耐有機溶剤性が良い
(4)強酸・強アルカリには耐性不十分
(5)耐候性も不足
(6)塗装・接着は困難。印刷インキ密着性も不良
用途例
電気・電子部品の歯車など
ポリメチルペンテン
別称
ポリメチルペンテン(TPXは商品名)、PMP
特性
結晶性 熱変形温度**℃ 融点230-240℃ 比重0.83
特徴
(1)耐熱性がよい
(2)比重が0.83で、熱可塑性樹脂中最も軽量である
(3)耐薬品性が良く、酸・塩基に強い。透明プラスチック中で、ソルベルトクラック性の無い唯一の存在である
(4)吸水性が極めて小さい
(5)耐薬品性・対沸水性が良く、食品衛生上の安全性が認められている
(6)表面張力はフッ素樹脂に次いで低く、離型性がよい
(7)結晶部と非晶部との屈折率がほとんど無いため、どんな冷却条件でも透明になる
(8)機械的強度が劣る
用途例
ルアー
PMP
別称
ポリメチルペンテン(TPXは商品名)、PMP
特性
結晶性 熱変形温度**℃ 融点230-240℃ 比重0.83
特徴
(1)耐熱性がよい
(2)比重が0.83で、熱可塑性樹脂中最も軽量である
(3)耐薬品性が良く、酸・塩基に強い。透明プラスチック中で、ソルベルトクラック性の無い唯一の存在である
(4)吸水性が極めて小さい
(5)耐薬品性・対沸水性が良く、食品衛生上の安全性が認められている
(6)表面張力はフッ素樹脂に次いで低く、離型性がよい
(7)結晶部と非晶部との屈折率がほとんど無いため、どんな冷却条件でも透明になる
(8)機械的強度が劣る
用途例
ルアー
PA
別称
PA
種類
PA6、PA66、PA46等
特性
結晶性 熱変形温度PA6 150-190℃ PA66 190-240℃ 融点PA6 224℃ PA66 260℃
(G入り約300℃)、比重PA6 1.12-1.25 PA66 1.15
特徴
(1)強靭で有り耐衝撃性が良く、表面硬度が高く、耐摩耗性に富むとともに摩擦係数が低い。振動の吸収がよい
(2)高低温ともに熱的特性がよい
(3)耐薬品、耐溶剤性が高い、酸素バリヤー性、自己消化性などの長所がある
(4)他のプラスチックと比べて一桁以上吸水性が高い
(5)接着性があるため離型性が悪い
PET
別称
PETをペットと呼ぶ。ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート
特性
結晶性、熱変形温度76℃(G入り235℃)、融点245℃、比重1.38
特徴
(1)耐候性は高い
(2)弱酸・有機溶剤・油に耐え、耐アルカリ性は低い
(3)酸素バリヤー性がある
(4)吸水性が低い
ポリエーテルスルホン
別称
PESをペスと呼ぶ。ポリエーテルスルホン
特性
非晶性、熱変形温度203-216℃、融点 ℃、比重
特徴
(1)引っ張り強度が1/2になるのに200℃4~5年。100℃以上での弾性率、180℃までの耐クリープ性は熱可塑性樹脂中最高
(2)非晶性であり、透明
(3)耐熱水性、耐酸性、耐アルカリ性、耐ガソリン性、難燃性で煙が少ない
(4)クロロホルム、アセトンに侵され、いくつかの有機溶剤に溶ける
PES
別称
PESをペスと呼ぶ。ポリエーテルスルホン
特性
非晶性、熱変形温度203-216℃、融点 ℃、比重
特徴
(1)引っ張り強度が1/2になるのに200℃4~5年。100℃以上での弾性率、180℃までの耐クリープ性は熱可塑性樹脂中最高
(2)非晶性であり、透明
(3)耐熱水性、耐酸性、耐アルカリ性、耐ガソリン性、難燃性で煙が少ない
(4)クロロホルム、アセトンに侵され、いくつかの有機溶剤に溶ける
PE
別称
PE
種類
HDPE(高密度ポリエチレン)、LDPE(低密度ポリエチレン)、LLDPE(LINEAR LOW DENSITY、気相法直鎖状低密度ポリエチレン)、UHMW-PE(ULTRA-HIGH MOLECULAR WEIGHT 超高分子量ポリエチレン)、他多数有り
特性
結晶性、熱変形温度HDPE 50-85℃ LDPE 40-50℃、融点HDPE 120-124℃ LDPE 98℃、比重 HDPE 0.92-0.96 LDPE 0.91-0.92
特徴
(1)耐薬品性がよい
(2)塗装・接着が困難
(3)応力亀裂の現象有り。高温化で促進され(熱応力亀裂)、またアルコール・アルデヒド・ケトン・中性洗剤などの中で促進される(環境応力亀裂)。
(4)空気中で高温または日光にさらされると、酸化劣化または紫外線劣化を起こす。 UHMWPE 耐衝撃性がPA、POM等より格段に良く、耐摩耗性はステンレスの数倍高く、自己潤滑性はフッ素樹脂なみで、耐薬品性が極めて良い。耐熱・剛性に劣る
用途例
包装材(フィルム、袋、食品容器)、ブロー容器、燃料タンクなど
ポリスチレン
別称
ポリスチレン、スチロール
特性
非晶性 熱変形温度70-90℃(110℃の物もある。) 融点**℃ 比重1.04-1.06
特徴
(1)紫外線劣化がある
(2)水が媒体の酸・アルカリには強い。耐有機溶剤性は悪い
(3)ポリマー中で最も加工がしやすいと言われ、熱的に安定している
用途例
玩具の大半、家電、OA機器
PEI
別称
PEI、ウルテム(商品名)
特性
非晶性、熱変形温度200℃、融点 ℃、比重
特徴
(1)難燃性(燃焼時の発煙が少ない)
(2)耐候性・耐酸・耐アルカリ性に富む。塩素化炭化水素には侵される
ポリケトン
別称
カリロン(シェルの商品名)
特性
結晶性、熱変形温度 ℃、融点220℃、比重
特徴
(1)耐油性あり。ガソリンなどの揮発性に対して、一切透過させない
(2)滑り性が良い
(3)エチレン、ポリプロ、一酸化炭素の共重合体
用途例
日本では、1997年春に発売した商品
ポリカーボネート
別称
ポリカ、PC
特性
非晶性、熱変形温度129-141℃、融点230℃、比重1.20
特徴
(1)熱可塑性エンプラ中、耐衝撃性は最高級である。対クリープ性もある
(2)透明ども良く、光沢も良い
(3)吸水性小、寸法安定性大、対沸水性あり、耐候性よい
(4)自己消化性有り、難燃剤の添加で最高級の安全性を付与できる
(5)フィルムにはガスバリヤー性がある
(6)強酸・アルカリ・塩化炭化水素などに侵される
用途例
ランプカバーレンズ、照明器カバーなど
異種材質溶着
ABS、アクリル、塩ビが可能
ポリエチレン
別称
PE
種類
HDPE(高密度ポリエチレン)、LDPE(低密度ポリエチレン)、LLDPE(LINEAR LOW DENSITY、気相法直鎖状低密度ポリエチレン)、UHMW-PE(ULTRA-HIGH MOLECULAR WEIGHT 超高分子量ポリエチレン)、他多数有り
特性
結晶性、熱変形温度HDPE 50-85℃ LDPE 40-50℃、融点HDPE 120-124℃ LDPE 98℃、比重 HDPE 0.92-0.96 LDPE 0.91-0.92
特徴
(1)耐薬品性がよい
(2)塗装・接着が困難
(3)応力亀裂の現象有り。高温化で促進され(熱応力亀裂)、またアルコール・アルデヒド・ケトン・中性洗剤などの中で促進される(環境応力亀裂)。
(4)空気中で高温または日光にさらされると、酸化劣化または紫外線劣化を起こす。 UHMWPE 耐衝撃性がPA、POM等より格段に良く、耐摩耗性はステンレスの数倍高く、自己潤滑性はフッ素樹脂なみで、耐薬品性が極めて良い。耐熱・剛性に劣る
用途例
包装材(フィルム、袋、食品容器)、ブロー容器、燃料タンクなど
ポリエーテルイミド
別称
PEI、ウルテム(商品名)
特性
非晶性、熱変形温度200℃、融点 ℃、比重
特徴
(1)難燃性(燃焼時の発煙が少ない)
(2)耐候性・耐酸・耐アルカリ性に富む。塩素化炭化水素には侵される
ペット
別称
PETをペットと呼ぶ。ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート
特性
結晶性、熱変形温度76℃(G入り235℃)、融点245℃、比重1.38
特徴
(1)耐候性は高い
(2)弱酸・有機溶剤・油に耐え、耐アルカリ性は低い
(3)酸素バリヤー性がある
(4)吸水性が低い
ペス
別称
PESをペスと呼ぶ。ポリエーテルスルホン
特性
非晶性、熱変形温度203-216℃、融点 ℃、比重
特徴
(1)引っ張り強度が1/2になるのに200℃4~5年。100℃以上での弾性率、180℃までの耐クリープ性は熱可塑性樹脂中最高
(2)非晶性であり、透明
(3)耐熱水性、耐酸性、耐アルカリ性、耐ガソリン性、難燃性で煙が少ない
(4)クロロホルム、アセトンに侵され、いくつかの有機溶剤に溶ける
PPS
別称
ポリフェニレンサルファイド、ポリフェニレンスルフィド、ライトン(商品名)
特性
結晶性、熱変形温度135℃(生レジン)、融点285℃、比重
特徴
(1)機械的性質全般に高温での低下が少ない。耐摩耗性があり、摩擦特性はフッ素樹脂に近い
(2)吸水性が小さく、寸法安定性がよい
(3)非粘着性であるが、充填無機質との親和性がよい
用途例
電気、電子、OA機器など
PP
別称
ポリプロピレン
特性
結晶性、熱変形温度85-110℃、融点165℃、比重0.9
特徴
(1)比重0.9で汎用性樹脂中最も軽い
(2)低温では落ちるが常温では耐衝撃性がある。耐ヒンジ性がある(繰り返しの折り曲げ強さ)
(3)PEに比べて耐熱がよい
(4)耐水・耐薬品性がある。接着・印刷は困難である
(5)耐候性が悪い
用途例
インクジェットカートリッジ、アイロン水タンク、タンク、車ドア、バンパーなど
PBT
別称
ポリブチレンテレフタレート
特性
結晶性、熱変形温度58℃(G入り212℃) 融点224℃ 比重
特徴
(1)引っ張り強度・曲げ強度が強く、耐摩耗性、自己潤滑性、耐疲労性がよい
(2)吸水性が小さく、汎用エンプラ中で寸法安定性は最高
(3)耐候性・耐酸性・耐油性も良い
(4)容易に難燃性を実現できる
(5)アルカリと過熱水蒸気などに弱い
用途例
スイッチ、コネクター、電子部品、自動車部品等
PS(PSt)
別称
ポリスチレン、スチロール
特性
非晶性 熱変形温度70-90℃(110℃の物もある。) 融点**℃ 比重1.04-1.06
特徴
(1)紫外線劣化がある
(2)水が媒体の酸・アルカリには強い。耐有機溶剤性は悪い
(3)ポリマー中で最も加工がしやすいと言われ、熱的に安定している
用途例
玩具の大半、家電、OA機器
PEEK
別称
PEEKをピークと呼ぶ。ポリエーテルエーテルケトン
特性
結晶性 熱変形温度160℃(G入り286℃) 融点334℃ 比重1.265(非晶部) 1.32(結晶部)
特徴
(1)POMより対摩耗性が良く、PAより耐疲労性がよい、また耐衝撃性に優れる
(2)酸・アルカリ・有機溶剤・油に耐え、濃硫酸にのみ融解する
(3)吸水性が低い
(4)自己消化性があり、燃えても煙が少なく、腐食性のガスを出さない
US溶着
振幅30μm前後 伝達距離10mm リブ角60°
異種材質溶着 PSが可能。融点の高い方にリブ
その他
熱板溶着は、すぐに硬化する為に出来ない。超音波溶着は樹脂が硬い為、溶着できるが比較的難しい樹脂である。バイブレーションは溶着できる。
ら行
ライトン
別称
ポリフェニレンサルファイド、ポリフェニレンスルフィド、ライトン(商品名)
特性
結晶性、熱変形温度135℃(生レジン)、融点285℃、比重
特徴
(1)機械的性質全般に高温での低下が少ない。耐摩耗性があり、摩擦特性はフッ素樹脂に近い
(2)吸水性が小さく、寸法安定性がよい
(3)非粘着性であるが、充填無機質との親和性がよい
用途例
電気、電子、OA機器など
技術情報一覧
超音波応用技術
超音波金属接合技術
高周波誘電加熱技術
高周波誘導加熱技術(電磁誘導)
レーザ応用技術
インパルス溶着技術
プラスチック溶着相性表(適合表) / 代表的なプラスチックの種類と特徴