樹脂に関するお役立ち情報

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樹脂に関するお役立ち情報

代表的なプラスチックの種類と特徴

あ行

アクリル

別称

PMMA

特性

非晶性 熱変形温度85-145℃ 融点**℃ 比重1.17-1.2

特徴

(1)水晶なみに透明で耐候性が有り表面光沢が優美である。
(2)着色が自由で弱酸なら耐えられる。
(3)耐潤滑油性もある。
(4)欠点は、弾性率・耐アルカリ性・耐有機溶剤性・耐衝撃性が不十分な事。
(5)PCに比べて吸水性が高く寸法安定性不足な事。

用途例

ランプカバーレンズ、計器盤、ステレオカバー、光ファイバー、照明器カバー、水準器など

異種材質溶着

AS、ABS、PC、塩ビが可能

備考

押し出しなどのPMMAと成形品のPMMAでは分子量が違うため溶着出来ない

ウルテム

ポリエーテルイミド参照

AS

特性

非晶性 熱変形温度90-110℃ 融点**℃(ABSより高い) 比重1.07-1.1

特徴

(1)剛性・対衝撃性・対薬品性が向上
(2)透明であり対候性が良い
(3)酸・アルカリ・ケロシン等に侵されない
(4)PSより吸湿性は大きい
(5)対衝撃性を上げたい時はABS

用途例

電気・電子部品、文具など

異種材質溶着

ABS、アクリル、PC、塩ビが可能

ABS

特性

非晶性 熱変形温度MAX135℃ 融点190℃ 比重1.06-1.12

特徴

(1)剛性があり、耐衝撃性が高く、耐クリープ性もあり、機械的性質のバランスが取れている
(2)加工性が良く、成形収縮率も小さい
(3)溶着・接着・塗装・メッキと言うような二次加工性も良い
(4)耐酸・耐アルカリ性、耐油性がある。吸湿性がはなはだ小さい
(5)表面光沢がよい、表面硬度も高い
(6)電気的特性はポリスチレンなみによい
(7)耐熱性、耐候性、耐溶剤性が今一つ良くない

用途例

冷蔵庫、掃除機、洗濯機、扇風機、電話機、テレビ、ラジカセ、車の内外装、OA機器、ミシン、雑貨

異種材質溶着

ABS、アクリル、PC、塩ビが可能

塩化ビニール

塩ビ参照

塩ビ

別称

PVC、塩化ビニール

特性

非晶性 熱変形温度 硬質55-75℃ 融点147℃ 比重 軟質1.15-1.37 硬質1.32-1.60

特徴

(1)透明・着色自由・耐酸・耐アルカリ性・難燃性・耐候性・電気特性がよい
(2)加熱すると脱塩酸が起き、二重結合が発達して黒化(炭化)する
(3)製品化後の収縮、外気温による硬度変化がある
(4)燃やすとダイオキシンの発生による環境問題などの欠点有

用途例

浮き輪、ボート、傘、医療用チューブ、医療用パック、電線など

異種材質溶着

ABS、アクリル、PCが可能。融点の高い方にリブを付ける

OPP

別称

OPPフィルムは二軸延伸のPPフィルム

特性

特徴は基本的にPPに同じ

用途

食品包装用として使われていている

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か行

カリロン

ポリケトン参照

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さ行

ジュラコン

別称

POM(ポム)、ポリアセタール

特性

結晶性 熱変形温度100-170℃ 融点165-180℃ 比重1.41

特徴

(1)強度と弾性率大。耐疲労・耐クリープ性が良い。自己潤滑性、耐摩耗性があり、表面硬度が大きい
(2)吸水性が低く、寸法安定性がある
(3)耐有機溶剤性が良い
(4)強酸・強アルカリには耐性不十分
(5)耐候性も不足
(6)塗装・接着は困難。印刷インキ密着性も不良

用途例

電気・電子部品の歯車など

スチロール

PS参照

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た行

TPX

別称

ポリメチルペンテン(TPXは商品名)、PMP

特性

結晶性 熱変形温度**℃ 融点230-240℃ 比重0.83

特徴

(1)耐熱性がよい
(2)比重が0.83で、熱可塑性樹脂中最も軽量である
(3)耐薬品性が良く、酸・塩基に強い。透明プラスチック中で、ソルベルトクラック性の無い唯一の存在である
(4)吸水性が極めて小さい
(5)耐薬品性・対沸水性が良く、食品衛生上の安全性が認められている
(6)表面張力はフッ素樹脂に次いで低く、離型性がよい
(7)結晶部と非晶部との屈折率がほとんど無いため、どんな冷却条件でも透明になる
(8)機械的強度が劣る

用途例

ルアー

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な行

ナイロン

別称

PA

種類

PA6、PA66、PA46等

特性

結晶性 熱変形温度PA6 150-190℃ PA66 190-240℃ 融点PA6 224℃ PA66 260℃
(G入り約300℃)、比重PA6 1.12-1.25 PA66 1.15

特徴

(1)強靭で有り耐衝撃性が良く、表面硬度が高く、耐摩耗性に富むとともに摩擦係数が低い。振動の吸収がよい
(2)高低温ともに熱的特性がよい
(3)耐薬品、耐溶剤性が高い、酸素バリヤー性、自己消化性などの長所がある
(4)他のプラスチックと比べて一桁以上吸水性が高い
(5)接着性があるため離型性が悪い

ノリル

用途例

ベアリング、歯車、オイルフィルター、マニホールド

別称

PPE、PPO(GEの商品名)

特性

非晶性 熱変形温度85-90℃ 融点**℃ 比重1.06

特徴

(1)PPE、PPOにポリスチレンを混合した二成分系の樹脂
(2)曲げ強度大。耐衝撃性大。耐クリープ性大
(3)熱膨張率はエンプラ中最低。成形収縮率小で寸法精度が高い
(4)耐沸水性があり。耐酸・アルカリ、耐有機溶剤性はよくない
(5)耐候性は強度的に十分ながら変色有り
(6)ABS並みの成形し易さ

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は行

PE

ポリエチレン参照

PEI

ポリエーテルイミド参照

PEEK

別称

PEEKをピークと呼ぶ。ポリエーテルエーテルケトン

特性

結晶性 熱変形温度160℃(G入り286℃) 融点334℃ 比重1.265(非晶部) 1.32(結晶部)

特徴

(1)POMより対摩耗性が良く、PAより耐疲労性がよい、また耐衝撃性に優れる
(2)酸・アルカリ・有機溶剤・油に耐え、濃硫酸にのみ融解する
(3)吸水性が低い
(4)自己消化性があり、燃えても煙が少なく、腐食性のガスを出さない

US溶着

振幅30μm前後 伝達距離10mm リブ角60°
異種材質溶着 PSが可能。融点の高い方にリブ

その他

熱板溶着は、すぐに硬化する為に出来ない。超音波溶着は樹脂が硬い為、溶着できるが比較的難しい樹脂である。バイブレーションは溶着できる。

PES

ペス参照

PET

ペット参照

PA

ナイロン参照

PMP

TPX参照

POM

ジュラコン参照

PS(PSt)

別称

ポリスチレン、スチロール

特性

非晶性 熱変形温度70-90℃(110℃の物もある。) 融点**℃ 比重1.04-1.06

特徴

(1)紫外線劣化がある
(2)水が媒体の酸・アルカリには強い。耐有機溶剤性は悪い
(3)ポリマー中で最も加工がしやすいと言われ、熱的に安定している

用途例

玩具の大半、家電、OA機器

PC

ポリカーボネート参照

PBT

別称

ポリブチレンテレフタレート

特性

結晶性、熱変形温度58℃(G入り212℃) 融点224℃ 比重

特徴

(1)引っ張り強度・曲げ強度が強く、耐摩耗性、自己潤滑性、耐疲労性がよい
(2)吸水性が小さく、汎用エンプラ中で寸法安定性は最高
(3)耐候性・耐酸性・耐油性も良い
(4)容易に難燃性を実現できる
(5)アルカリと過熱水蒸気などに弱い

用途例

スイッチ、コネクター、電子部品、自動車部品等

PP

別称

ポリプロピレン

特性

結晶性、熱変形温度85-110℃、融点165℃、比重0.9

特徴

(1)比重0.9で汎用性樹脂中最も軽い
(2)低温では落ちるが常温では耐衝撃性がある。耐ヒンジ性がある(繰り返しの折り曲げ強さ)
(3)PEに比べて耐熱がよい
(4)耐水・耐薬品性がある。接着・印刷は困難である
(5)耐候性が悪い

用途例

インクジェットカートリッジ、アイロン水タンク、タンク、車ドア、バンパーなど

PPE

ノリル参照

PPO

ノリル参照

PPS

別称

ポリフェニレンサルファイド、ポリフェニレンスルフィド、ライトン(商品名)

特性

結晶性、熱変形温度135℃(生レジン)、融点285℃、比重

特徴

(1)機械的性質全般に高温での低下が少ない。耐摩耗性があり、摩擦特性はフッ素樹脂に近い
(2)吸水性が小さく、寸法安定性がよい
(3)非粘着性であるが、充填無機質との親和性がよい

用途例

電気、電子、OA機器など

PVC

塩化ビニール参照

PMMA

アクリル参照

PMP

TPX参照

ピーク

PEEK参照

ペス

別称

PESをペスと呼ぶ。ポリエーテルスルホン

特性

非晶性、熱変形温度203-216℃、融点  ℃、比重

特徴

(1)引っ張り強度が1/2になるのに200℃4~5年。100℃以上での弾性率、180℃までの耐クリープ性は熱可塑性樹脂中最高
(2)非晶性であり、透明
(3)耐熱水性、耐酸性、耐アルカリ性、耐ガソリン性、難燃性で煙が少ない
(4)クロロホルム、アセトンに侵され、いくつかの有機溶剤に溶ける

ペット

別称

PETをペットと呼ぶ。ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート

特性

結晶性、熱変形温度76℃(G入り235℃)、融点245℃、比重1.38

特徴

(1)耐候性は高い
(2)弱酸・有機溶剤・油に耐え、耐アルカリ性は低い
(3)酸素バリヤー性がある
(4)吸水性が低い

ポム

ジュラコン参照

ポリアセタール

ジュラコン参照

ポリエステル

PET参照

ポリエチレンテレフタレート

PET参照

ポリエーテルイミド

別称

PEI、ウルテム(商品名)

特性

非晶性、熱変形温度200℃、融点  ℃、比重

特徴

(1)難燃性(燃焼時の発煙が少ない)
(2)耐候性・耐酸・耐アルカリ性に富む。塩素化炭化水素には侵される

ポリエーテルスルホン

ペス参照

ポリエチレン

別称

PE

種類

HDPE(高密度ポリエチレン)、LDPE(低密度ポリエチレン)、LLDPE(LINEAR LOW DENSITY、気相法直鎖状低密度ポリエチレン)、UHMW-PE(ULTRA-HIGH MOLECULAR WEIGHT 超高分子量ポリエチレン)、他多数有り

特性

結晶性、熱変形温度HDPE 50-85℃ LDPE 40-50℃、融点HDPE 120-124℃ LDPE 98℃、比重 HDPE 0.92-0.96 LDPE 0.91-0.92

特徴

(1)耐薬品性がよい
(2)塗装・接着が困難
(3)応力亀裂の現象有り。高温化で促進され(熱応力亀裂)、またアルコール・アルデヒド・ケトン・中性洗剤などの中で促進される(環境応力亀裂)。
(4)空気中で高温または日光にさらされると、酸化劣化または紫外線劣化を起こす。 UHMWPE 耐衝撃性がPA、POM等より格段に良く、耐摩耗性はステンレスの数倍高く、自己潤滑性はフッ素樹脂なみで、耐薬品性が極めて良い。耐熱・剛性に劣る

用途例

包装材(フィルム、袋、食品容器)、ブロー容器、燃料タンクなど

ポリエチレンテレフタレート

PET参照

ポリカーボネート

別称

ポリカ、PC

特性

非晶性、熱変形温度129-141℃、融点230℃、比重1.20

特徴

(1)熱可塑性エンプラ中、耐衝撃性は最高級である。対クリープ性もある
(2)透明ども良く、光沢も良い
(3)吸水性小、寸法安定性大、対沸水性あり、耐候性よい
(4)自己消化性有り、難燃剤の添加で最高級の安全性を付与できる
(5)フィルムにはガスバリヤー性がある
(6)強酸・アルカリ・塩化炭化水素などに侵される

用途例

ランプカバーレンズ、照明器カバーなど

異種材質溶着

ABS、アクリル、塩ビが可能

ポリケトン

別称

カリロン(シェルの商品名)

特性

結晶性、熱変形温度    ℃、融点220℃、比重

特徴

(1)耐油性あり。ガソリンなどの揮発性に対して、一切透過させない
(2)滑り性が良い
(3)エチレン、ポリプロ、一酸化炭素の共重合体

用途例

日本では、1997年春に発売した商品

ポリスチレン

PS参照

ポリフェニレンサルファイド

PPS参照

ポリフェニレンスルフィド

PPS参照

ポリブチレンテレフタレート

PBT参照

ポリプロピレン

PP参照

ポリメチルペンテン

TPX参照

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ら行

ライトン

PPS参照

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